“Blue Christmas”: A Service for Worshipers in Pain and Grief

by Nishinosono Michiko, pastor  Takinogawa Church, Tokyo District

In Him was life, and the life was the light of men. And the light shines in the darkness, and the darkness did not comprehend it. (John 1:4-5, NKJV)

 

When I served at Wesley United Methodist Church (UMC) in San Jose, California, we held a Blue Christmas worship service. I had never heard the term before, and I was interested in the concept it expressed.

 

Blue Christmas, or Longest Night, is a service of worship designed for people suffering with pain, loss, isolation, and grief in the Advent season. The service is often held on or around Dec. 21, the longest night of the year, although Wesley UMC held this worship service in November or at the beginning of December because of its very busy schedule of other events and gatherings. Later, we changed the name of the service to the “I Remember You” Worship Service.

 

For some of us, Christmas can be a time of stress and fear. Joy and cheer sometimes are overwhelmed by sadness. People in that situation feel alienated and set apart from family celebrations; they are experiencing depression and sadness and yet are often compelled to “put on a happy face” for others, denying their true feelings.

 

A Blue Christmas worship service is the place for such people, and they can be there as they are, with their sadness and pain. The service may include candles, meditative music, Psalms of lament, prayers for healing, blessings, and a message for people feeling a sense of loss. At Wesley UMC, just after the Blue Christmas service, we introduced our Stephen Ministers, who had received special training to be with people experiencing sorrow, pain, or trouble and needed someone with them. The service testifies to the struggles of Mary, Joseph, and Jesus that are often overlooked and provides a safe place of rest, comfort, and healing where we can acknowledge the struggles that we all face.

 

Some of us have lost our loved ones due to accidents, diseases, or great natural disasters, such as an earthquake, typhoon, or volcanic eruption. Others have lost their parents, siblings, children, or close friends. A number of us may mourn for the loss of our pets. Others have become unemployed or have lost their homes and the normal lives that they used to have. Great pain and sorrow over such losses surround us. We may still find empty and dark places in our own hearts. The joyful Christmas melodies may not sound in our hearts.

 

Our Savior Jesus Christ, however, came as a light in the darkness to embrace our pain, sorrow, and loneliness. He also struggled, suffered, and grieved, and He brings us comfort and God’s forgiveness for our sin. He accepts and holds us, knowing our faults, weaknesses, and regrets, but He is always with us in the midst of our pain, sadness, and loneliness. Blue Christmas reminds me about Jesus as light in the darkness.

「ブルー・クリスマ ス」

滝野川教会牧師 西之園路子

ヨハネによる福音書1:4-5(新 共同訳)

言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。

光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。

 

カリフォルニア州サンノゼ市にあるウェスレー合同メソジスト教会に仕えていた時、ブルー・クリスマス礼拝と いう言葉を初めて知り、興味を持ちました。

ウェスレー合同メソジスト教会では、アドベントシーズンは行事や集会が多いため、時期を少しずらして11月末等に守ったりしていましたが、「最も長い夜

とも呼ばれる「ブルー・クリスマス

は、本来、12月21日頃の一年で一番夜が長い日に守られます。この礼拝は、大切な方、あるいは大切なものを(失業等も含む)失 い、痛みや孤独、嘆き、苦しみを抱えながらアドベントの時期を過ごしている人々を覚えて守られる礼拝です。ウェスレー合同メソジスト教会 では後に、「I Remember You(私はあなたを覚えている)礼拝」とその名を呼び変え、同じような礼拝を守りました。

 

ある人々にとって、クリスマスはストレスや不安を抱えながら過ごす時となることがあります。喜びや陽気さは 悲しみによって打ち負かされ、(特にアメリカでは、クリスマスは家族で集まって共に過ごす祭日なので)クリスマスのような家族団らんの時 は自分には関係のない時に思え、一人取り残されたような疎外感を感じてしまうのです。落ち込んで、悲しみを抱えているのに、それでも、周 りの人々に対し、幸せそうな顔をして、本当の気持ちを隠してしまうのです。

 

ブルー・クリスマスはそのような人々のための礼拝です。その礼拝は、悲しみや痛みを抱えたありのままの自分 でいられる場所を提供します。礼拝にはキャンドルが灯され、人々を黙想へと導く音楽が流れ、嘆きの詩編が読まれ、癒やしを求める祈りや、 祝福が告げられ、喪失と嘆きを覚える人々に向けて御言葉が語られます。ウェスレー合同メソジスト教会では、この礼拝は、教会のスティーブ ン・ミニスターたちによって主催され、礼拝後に彼らの紹介がなされました。そのために特別な訓練を受け、資格を有するスティーブン・ミニ スターは、悲しみや痛みや悩みを抱え、共にいてくれる誰かを求めている人々と一対一の関係で、ある期間、ケアを受ける方に寄り添い、共に 歩みます。(訓練を受けた信徒による牧会のようなものです。)

 

ブルー・クリスマス礼拝は、クリスマスの喜びの中でともすると見過ごしがちなマリアやヨセフ、そして主イエ スの苦難を証しします。そして、そこで安堵し、慰められ、癒やされる、安心して居られる場所を用意している間に、私たちが直面する苦難を 認識させます。

 

私たちの内にも、事故や病気のために、あるいは地震や台風、火山の噴火と言った自然災害のために愛する者を 失った方々がいます。親を失った方、兄弟姉妹を失った方、子どもに先立たれてしまった方もおられます。ペットロスに陥り、悲しみを抱えて いる人もいるでしょう。仕事を失い、家や生活の基盤を失ってしまった方々もおられます。失ってしまったことに対する多くの嘆きとうめきが 私たちを取り囲んでいます。私たちは今なお、心の中に空虚な、闇に覆われた部分を抱え、クリスマスの喜びに溢れた調べも、私たちの心に響 いてこないかもしれません。

 

しかし、私たちの救い主、 主イエス・キリストは、闇の中に輝く光です。私たちの悲しみや嘆きを抱くため に、主イエスは私たちのもとへ来られました。この救い主は、私たちに慰めと罪の赦しをもたらしてくださいます。主は、私たちの弱さや不完 全さ、また後悔を知った上で、私たちを受け入れてくださいます。主イエスもまた、苦闘し、苦しまれ、嘆きを覚えられました。主イエスは私 たちの痛み、私たちの悲しみ、そして私たちの孤独を知っていてくださり、いつも、どこにおいても私たちと共にいてくださいます。

それゆえに、たとえ闇の中に私たちがいたとしても、主イエスの前に、私たちは安心していられる場所を見いだ すことができるのです。

ブルー・クリスマスは、主イエスが闇の中に輝く光であるということを改めて思い起こさせてくれます。